Fake Product Catalog

架空商品カタログ

我々は,様々な科学の情報に頼って,物を買い,日々を過ごしている. しかし,その中には我々を欺き,騙そうとするエセ科学商品も少なくない. その中で,科学リテラシーをどう身につけていけば良いのだろうか?

「そういうリテラシーが身につくのって,騙された時じゃない?」

我々の提案は,騙す側に立って架空の商品広告をつくるワークを通じて, 体感的に科学リテラシーを身につけるという方策である. その名も「架空商品カタログ」である. 騙す側に立つことは,日々触れる情報を反省的・批判的に眺めることができ, その結果,明日から情報を見る目が変わるのではないか. 我々のデザインは,そんな科学リテラシーを考えるきっかけを作る物である.

[2019年度 駒場祭にて展示]